フジテレビテレビドラマ『続・続・最後から二番目の恋』の第10話についてです。

渡辺真起子さん演じる定年を控えた水野祥子が、職場のグループLINEで他の社員から裏でハブられていることが発覚します。そしてその話を聞いた小泉今日子さん演じる吉野千明が、歳を取るのってそんなに悪いことなんですかね、私たち何か悪いことしたんですかねと言い一緒に落ち込むシーンがあります。

それを見ていてあまりにも気の毒だったので、何とかならないものかと思ったのですが、この原因って権力サイドへの弱者側の抵抗だと思うんです。儒教精神が染みついた日本では年配者を敬うことが重要視されますが、その結果、年上と年下の間に権力構造が発生してしまっているんです。年上には敬語で話さなければならないですし、立てなければならない、気を遣わなければならないので、弱者側から見たら煩わしく感じるわけです。

つまり歳を取るのって悪いことではないけれど煩わしさを感じさせてしまっているのです。
老害という言葉がまさにそういうことだと思います。

年配者側も老害と言われ悩んでいるという現象を映し出していてリアリティを感じたのですが、であればもう年上も年下も対等にするっていうのはどうですか？現状どちらにとってもメリットはないようなので、システムを再構築した方がいいような気がします。

年下でも素晴らしい人はいますし、年上でも人格が歪んだ人もいます。その人その人と対等に接していけるように、年上だからって敬語で話したり敬ったりするのをもうやめませんか？
という提案に対して皆さんはどう思いますか？

肯定：年上年下を対等にする
否定：現状の年齢マウント制を維持

ディベろについて

カテゴリーはこちら